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☁️ はじめに ― “整える”よりも、“ゆるめる”ことからはじめた
──腸・心・血のめぐりを整える“飲むスキンケア”。
朝のメールチェック。
終わらない原稿。
気づけば、息をするみたいに仕事してた。
鏡を見たら、肌がくすんでる。
スキンケアで隠そうとしても、どこか冴えない。
そんな日が続いたころ、
撮影帰りのコンビニでたまたま見つけた「ごぼう茶」。
パッケージの“スッキリ”という言葉に、
なぜか心が反応した。
──もしかしたら、スッキリしたかったのは体よりも、
この張りつめた気持ちのほうだったのかもしれない。
🍃 「整えよう」じゃなくて、「ゆるめよう」。
そう思えたのが、1か月前の私の小さなスタートだった。
🍂 第一章:ごぼう茶 ― からだを目覚めさせるお茶
朝のルーティンは6時。
お湯を沸かして、ごぼう茶をカップに落とす。
ふわっと立ちのぼる香ばしい香り。
その匂いだけで、体がゆっくり目を覚ます。
最初は“宿便スッキリ”という言葉に惹かれただけ。
でも飲み続けるうちにわかったのは、
“出す”じゃなく“流れる”感覚。
ごぼうに含まれる【水溶性食物繊維】と【サポニン】が、
腸内のめぐりをサポートしてくれるおかげで、
朝の排出リズムが自然に整ってきた。
それと同時に、
肌のざらつきやくすみも、少しずつ落ち着いていく。
腸が整うと、血のめぐりも変わるから。
内側が動くと、肌が明るくなる。
それが、ごぼう茶の“本当のスッキリ”。
(参考:薬の窓口)
🌼 第二章:ジャスミン茶 ― 心をほどく香り
夜。
仕事を終えて、静かな部屋にただようPCの光。
そんな時間に淹れるのが、ジャスミン茶。
ティーバッグを落とすと、
ふわっと広がる花の香り。
少し甘くて、やさしくて、ちょっと切ない。
その香りだけで、心がゆるむ。
ジャスミンに含まれる【リナロール】や、
お茶特有の【テアニン】には、
自律神経を整えてストレスをやわらげる働きがあるといわれている。
(参考:SENKIEN|お茶とメンタルヘルス)
実際、ジャスミン茶を夜に飲むようになってから、
眠りが深くなった。
朝起きたときの顔色がやわらかくて、
“寝た分、肌が休んだ”感じがする。
“休むこと”も、美肌ケアのひとつ。
ジャスミン茶は、それを思い出させてくれる。
スマホを手放し、
香りと音に集中する5分。
それが、私の“夜の推し活”になった。
🌰 第三章:黒豆茶 ― 肌を包むあたたかさ
午後3時。
集中が切れたころに淹れるのが黒豆茶。
お湯を注ぐと、
甘くて香ばしい香りがふわっと広がる。
砂糖が入っていないのに、ちゃんと甘い。
その自然な甘さに、心がふっとほどける。
黒豆に含まれる【アントシアニン(ポリフェノール)】と【イソフラボン】は、
血のめぐりをサポートして、肌のハリや潤いを支える成分。
(参考:薬の窓口)
飲み始めて1週間、
頬にツヤが戻ってきた。
冷えもやわらぎ、体の芯が温かい。
「肌が内側から動いてる」感じ。
黒豆茶の甘さは、
体だけじゃなく“自分への甘さ”も思い出させてくれる。
仕事の手を止めて、お茶をいれる。
それだけで、罪悪感じゃなく“余裕”を感じられるようになった。
【休むこと=自分を整えること】。
黒豆茶がそう教えてくれた。
🌿 第四章:お茶がくれた、“ゆるむ”という美しさ
1か月、お茶を続けて気づいたこと。
それは、“美肌”は焦らずに育つものだということ。
腸が整うと、肌の代謝が動く。
心がゆるむと、ホルモンが整う。
体が温まると、血がめぐる。
そして、それらすべてが「肌の明るさ」につながっていく。
ごぼう茶は腸を、
黒豆茶は血を、
ジャスミン茶は心を整える。
それが、私の“飲むスキンケア”。
毎日の一杯が、
美容液よりも私の心を支えてくれた。
儀式みたいに毎日お茶をいれてるけど、
それは私なりの推し活なのかもしれない(笑)
アイテムじゃなくて、“時間”にときめく。
それが、今の私の美容のかたち。
🍵 お茶が整えた3つのめぐり
振り返ると、それぞれのお茶が違う“場所”を整えてくれていた。
腸が整えば、肌が呼吸する。
お茶 | 整う場所 | 感じた変化 |
---|---|---|
ごぼう茶 | 腸(内側の流れ) | 朝のスッキリ感、肌のトーンアップ |
ジャスミン茶 | 心(ストレス・自律神経) | 睡眠の質UP、くすみ・疲れ肌の改善 |
黒豆茶 | 血(温かさ・ホルモンバランス) | ハリ・ツヤ、冷え性・生理前トラブルの緩和 |
1か月お茶を続けてみて気づいたのは、
「美肌」って焦って作るものじゃない、ということ。
肌は、“がんばり”より“やさしさ”に反応する。
寝不足の日も、チョコを食べすぎた日も、
「もうダメかも…」って思うような夜もある。
でも、そんなときに淹れた一杯のお茶が、
「大丈夫だよ」って言ってくれた気がした。
ストレスで呼吸が浅くなった日も、
何もしたくなくてベッドに沈んだ日も。
お茶だけは、私の味方でいてくれた。
食事も睡眠も、完璧じゃなくていい。
むしろ、完璧じゃないからこそ、
“ひと息つく時間”が特別に感じる。
カップを持つ手が少し温まるだけで、
「今日もここまで来たな」って、心がほどける。
一日の中で、たった5分でも。
自分をやさしく扱う時間があると、
不思議と肌も、心も、やわらかくなる。
たぶん、お茶って、怠けた日の私も受け止めてくれる“保健室の先生”みたいな存在なんだと思う。
叱らず、ただ「おかえり」って笑ってくれる。
✨ おわりに
“整える”より、“愛でる”。
美しさは、信じられる習慣の中にある。
🌙 お茶を飲むと、心が“いまここ”に戻る。
その穏やかさが、肌の透明感になっていく気がする。今日も、鏡の前で自分を褒めてあげてくださいね。
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