【60代乾燥肌】化粧水だけじゃ足りない！エステ経験者が薦める“肌に寄り添うケア法”

乾燥肌って、まるで“砂漠みたいな肌”だなって思うんです🏜️
どんなに化粧水を与えても、次の瞬間にはスッと吸い込まれて消えていく。
「え？いま確かに塗ったよね？」って鏡の前で首をかしげたこと、ありませんか？💭

でもね、それって化粧水が悪いわけじゃないんです。
水を与えても、**地面（＝肌のバリア機能）**がヒビ割れてたら、いくら注いでも染みこまない。
つまり、60代の乾燥肌は“水をあげる前に土を整える”必要があるんです🌱

私は元エステティシャンとして、そして美容ライターとして、
母の肌でたくさんの検証をしてきました🧴✨
その中でわかったのは——
**乾燥肌ケアの主役は、化粧水じゃなく「バリア機能」**だということ💡

若い頃の肌は“ふっくらしたスポンジ”🧽
でも60代の肌は、ちょっと硬くなった“乾いたパンケーキ”🥞
上からシロップ（＝化粧水）をかけても、表面だけ吸って中までは届かない。
だからこそ、「柔らかくする」「守る」「重ねる」この3ステップが鍵🔑

---

🧬 なぜ60代の肌は乾くの？“潤い不足”の正体を知る🌙

母がよく言ってたの。「昔は冬でもつっぱらなかったのに、今は年中カサカサなのよ〜😢」
この“なんで？”を突き詰めたときに見えてきたのが、肌のバリア機能の衰え。

肌の表面にある角質層（0.02mmの薄膜）では、セラミドや天然保湿因子（NMF）が水分を抱え込んでいます。
でも60代になると皮脂の分泌量は20代の約半分以下に💧
角質のすき間がゆるみ、水分がスルスル逃げていく。

つまり、乾燥肌の正体は「水分不足」ではなく、
潤いをつなぎとめる力の弱まり。

この中綿の役目をしているのが「セラミド」✨
ヒト型セラミド（NP・AP・NGなど）はバリア修復に特に優れています。
花王の医療衛生データでも、
「高齢肌では角層脂質バリア低下が主要因」と明記されています。

“潤す前に、守る”——ここが、60代乾燥肌ケアのスタートライン。

---

💧 三重保湿ステップの真実｜“重ねる”ことは、肌に愛を注ぐこと💞

STEP①：化粧水 — 肌に水を届ける“最初のしずく”💧

コットンではなく手で、ゆっくりハンドプレス。
1度でなく2〜3回に分けて“飲ませるように”重ねるのがコツ☕️
おすすめ成分：ヒアルロン酸・グリセリン・セラミド配合タイプ。

---

STEP②：乳液 — 肌をやわらかくほぐす“潤いの橋渡し”🌉

乳液は、硬くなった角質をやわらかくし、水分と油分の通り道を整える存在。
主成分：スクワラン・ホホバ油などのエモリエントオイル。
化粧水のあと10秒だけ“間”をおくと浸透力アップ。

---

STEP③：クリーム／ワセリン — 潤いを閉じ込める“守るフタ”🛡️

夜はセラミド＋スクワラン配合クリームを。
乾燥が強い部分にはワセリンを米粒1粒だけ重ねて保護。
皮脂膜の代わりになって、水分蒸発を防ぎます。

化粧水＝導入、乳液＝調整、クリーム＝防御。
この3つのハーモニーで、乾かない肌が育つ🎶

---

🧴 美容成分の深掘り講座｜60代の乾燥肌を救う4つのカギ🔑

「どんなに保湿しても乾く」―― それは、肌の中で“潤いを守るチーム”が弱っているから。 ここからは、そのチームのメンバーをひとりずつ紹介します💡

💎 セラミド｜バリアの番人。潤いを“閉じこめる”主役

乾燥肌ケアの核となるのがセラミド。 肌の角質層で水分を抱え込み、外からの刺激をブロックする「細胞間脂質」です。 皮膚科学では“潤いの鍵穴を閉じるカギ”と呼ばれるほど重要🔐

加齢で減ってしまうと、肌がスカスカのスポンジ状態に。 水分も逃げるし、外の刺激にも敏感になります。 だから、60代の乾燥肌は“セラミド貯金”を補うことが第一歩✨

特におすすめなのが「ヒト型セラミド（セラミドNP・AP・NGなど）」。 肌にもともとある構造と近く、なじみがよく、 乾燥による小ジワをふっくら押し返してくれる感じです💞

みゆポイント： 朝→軽めのセラミド美容液、夜→濃密クリームで“二段構え補給”が最強💪

💧 ヘパリン類似物質｜乾いた肌に“潤いを運ぶ医薬部外品成分”

次に紹介したいのが、ヘパリン類似物質。 これは医薬部外品にもよく使われる保湿有効成分で、 水分保持＋血行促進のダブル作用があります。

乾燥だけじゃなく、粉吹きや赤みが出ている肌にも◎。 肌内部の水分を長時間キープしつつ、微細な血流をサポートして、 “栄養と酸素が届きやすい肌環境”を整えてくれるのです🫶

母の肌でもこの成分が入った保湿ローションを使い始めたら、 頬の赤みが2週間で落ち着き、肌全体がふっくらやわらかくなりました。

みゆポイント： 「敏感肌でセラミドだとピリつく」タイプの人は、まずヘパリン類似物質から始めてみて。

🌿 スクワラン｜皮脂のかわりに“肌をやわらかく守る”ベール

年齢とともに皮脂が減ると、肌は“しなやかさ”を失っていきます。 そんなときに役立つのがスクワラン。 もともとは深海ザメの肝油やオリーブ由来のオイル成分で、 皮脂膜のかわりになって外部刺激をブロックしてくれます🛡️

すごいのはその浸透力。 オイルなのにべたつかず、角質層までスッと届いて 「ふんわり・もち肌」の質感を取り戻してくれます✨

みゆポイント： ブースターオイルとして化粧水の前に1滴使うと、 そのあとの化粧水がグンと入りやすくなるよ💧

🪞 ワセリン｜肌を守る“最後の盾”

そして最後の守護神がワセリン。 成分的には油分100％。 一見シンプルだけど、その「シンプルさ」こそが最強なんです。

肌の表面に薄い膜を張り、水分の蒸発を防止。 外からの刺激（花粉・乾燥・摩擦）をブロックしてくれる。 いわば「肌の空気清浄機」みたいな存在🌬️

特に60代の肌は皮脂の分泌が少なくなっているため、 この“皮脂代替膜”をワセリンで補ってあげることが重要。 化粧水・乳液のあと、ほんの米粒1個分を 手のひらで温めてから薄く伸ばすだけでOK👌

みゆポイント： 乾燥のピーク時は“目の下・口角・首筋”にだけ重ねると、 朝までしっとりヴェール感が続きます🌙

🧠 学びのまとめ（みゆノート）

• セラミド＝水分を抱え込む“潤い貯金”
• ヘパリン類似物質＝乾燥と赤みに効く“肌の保水輸送係”
• スクワラン＝皮脂代わりの“しなやかベール”
• ワセリン＝外敵を防ぐ“守りの盾”

この4つをどう組み合わせるかで、 乾燥肌の“未来のしっとり感”が変わります💫

🚫 やりがちNGケア｜“潤いを奪う癖”が肌を乾かしてるかも…💦

<p>乾燥肌って、保湿不足よりも「日々の習慣」が原因のことが多いんです。 私の母も、スキンケアは丁寧なのに乾燥が治らなかった。 理由は意外にも、ほんの小さなクセたちでした。</p>

---

☠️ 熱いお湯で洗顔・長風呂

40℃以上のお湯は、皮脂を根こそぎ奪ってしまいます🥵 肌のバリアを支える“脂質”が溶けて流れてしまうんです。

みゆポイント： ぬるま湯（35〜37℃）で、顔を「撫でるように洗う」。 お風呂上がりは3分以内に保湿をスタート🫧 この“3分ルール”だけでも肌の調子が安定していきます。

---

🧽 ゴシゴシ洗い・タオル摩擦

乾燥肌の敵は“摩擦”。 角質層は0.02mmと超薄いので、こするたびに傷つきます。 肌荒れや粉吹きの原因の8割は「こすりすぎ」とも言われてるほど。

みゆポイント： タオルで拭くときは、ポンポンと押さえるだけ。 洗顔料は泡をしっかり立てて、泡で洗うイメージ

---

💨 化粧水だけで終了

「時間がないから化粧水だけ…」 そんな日が続くと、肌の水分が全部蒸発してしまいます。 それはまるで、窓を開けっぱなしで加湿器を回してるようなもの。

みゆポイント： 化粧水を塗ったら、乳液やクリームで“フタ”を必ずする。 水分を閉じ込める油分がないと、保湿は完成しません

---

💤 睡眠と食事の乱れ

意外かもしれないけど、睡眠不足と糖質過多は乾燥の隠れ要因。 寝不足になると成長ホルモンが減り、肌の修復力がダウン。 また、甘いものを摂りすぎると「糖化」が進み、 肌のハリや弾力を失ってしまいます

みゆポイント： 夜は23時までにベッドへ たんぱく質とビタミンB群を意識して摂ること。 食からのスキンケアも、美肌の一部なんです。

---

🌙 みゆ式・実践ステップ｜“乾かない肌”を育てる毎日のルーティン💧✨

ここからは、私が母と実践してきた 「毎日のケアルーティン」をシンプルにまとめます

---

🌅 朝のケア（守りの時間）

---

🌙 夜のケア（育てる時間）

---

💡 “乾かない肌”をつくる3つの生活習慣🌷

1. 保湿はタイミングが命。
   　入浴・洗顔のあと3分以内にスタート！

2. 空気もスキンケア。
   　加湿器・マスク・寝室の湿度50〜60％をキープ。

3. 食べる保湿。
   　鮭・アーモンド・アボカド＝肌を潤す“食べる美容液”🥑🐟✨

---

 

---

🧠 エステ視点で読み解く｜「水分と油分」のバランスが決める、肌の運命💫

乾燥肌を語るうえで欠かせないのが、 「水分」と「油分」の比率＝モイスチャーバランス。 肌は、これが崩れた瞬間に調子を落とします。

60代の肌を見ていると、 “潤いが足りない”というより「潤いを保持できない」状態になっている人が圧倒的。 つまり、水分を補っても、それを包む油分が足りないんです。

---

💧 水分：角質層の“湿度センサー”🌿

肌の約13〜20％は水分でできています。 その中でも、角質層にある水分は「天然保湿因子（NMF）」と呼ばれるアミノ酸や乳酸、尿素によって維持されています。

この水分がしっかりある肌は、触れると“ぷるん”と跳ね返す弾力を感じます。 でも、加齢とともにターンオーバーが遅くなり、NMFが減少。 さらに冷暖房や紫外線が重なることで、角質層の湿度が下がってしまう。

イメージでいうと、 若い肌は“ふっくら蒸しタオル” 乾燥肌は“置きっぱなしの布巾”みたいなもの。 見た目よりも中の水分が抜けてるんです。

だから、まずは「角質層の湿度を上げる」ことが第一段階。 化粧水で水を足すのではなく、 角質層が自分で水分を抱えられる環境を整えるのがゴールです。

---

🪄 油分：水分を逃がさない“ラップフィルム”🧴

肌の表面を覆っている皮脂膜は、 “水分を守るラップフィルム”のようなもの。 健康な肌では、水分：油分＝7：3のバランスで保たれています。

でも、60代になると皮脂分泌は30〜50％まで減少。 この「油分の減り」が、乾燥の最大のトリガーなんです。

エステの現場では、水分は与えるケア、 油分は守るケアと分けて考えます。 化粧水だけで終わるスキンケアは、 “加湿器をつけた部屋の窓を開けっぱなしにしている”のと同じ状態

だから、保湿の完成形は「水分＋油分」で1セット。 乳液やクリームを“フタ”と呼ぶのは、まさにそのためなんです。

---

⚖️ 水分と油分の理想バランスを見分ける方法

<p>母の肌をチェックしたときは、 「水分不足・油分不足」の典型。 表面がカサカサで、触ると硬く、内側はカラカラ。 だから“補う”よりも“留める”ケアを徹底しました。</p>

---

💡 プロが実践していた「水×油」黄金ルール✨

1. 化粧水を“導入液”として使う意識を持つ。
   　→ 肌を湿らせて、油分がなじむ通路をつくる。

2. 乳液とクリームの役割を分けて考える。
   　→ 乳液＝柔らかくする、クリーム＝守る。

3. オイルは“締め”ではなく“つなぎ”として使う。
   　→ スクワランなどを化粧水の前に1滴、導入ブースターに。

4. “ベタつき＝過剰”ではない。
   　→ 60代肌では“少ししっとり”が正常。サラサラすぎると乾燥のサイン。

---

🧴 みゆのリアル検証：母の肌が変わった日📊

実際に、母の肌を水分・油分チェッカーで測ったとき、 最初は「水分21％・油分15％」という典型的な乾燥バランス。 2週間後、「水分36％・油分28％」に上昇

数字で見ると小さな変化に思えるけど、 肌の触感はまるで違いました。 つっぱりが消えて、手に吸いつくような“ふっくら弾力”。 これこそ、水と油が手を取り合った瞬間の肌感覚なんです

 

💗 まとめ｜肌を“潤わせる”より、“育てる”という考え方🌱

乾燥肌とは、ただの“老化現象”じゃありません。 それは、長年頑張ってきた肌が「守ってほしい」と言っているサイン。

乾燥肌の正体は「水分の蒸発」ではなく、 “水分を抱え込む力と、それを守る油分のバランス崩壊”。 つまり、肌の潤いは“化粧水を塗る量”じゃなく、“水と油の協調”で決まる。

エステの世界では、 「肌は心と同じ。潤いはバランスで育つ」と言われています

保湿とは、水を足すことではなく、 潤いを抱えられる肌を育てること。

みゆが母の肌で学んだのは、 “やさしさは最大の美容法”ということ 肌をいじめず、信じて、丁寧に触れる。 それだけで、60代の肌はまだまだ美しく咲けます

「美容って、信じられるものを続けた人が綺麗になる。」

肌をいじめず、信じて、丁寧に触れる。
それだけで、60代の肌はもう一度輝ける

「美容って、信じられるものを続けた人が綺麗になる。」💎

 

📚 参考文献

• 花王：高齢者・乾燥肌のスキンケア

• 持田ヘルスケア：皮膚の保湿

• Hadato：60代向けスキンケア特集

• ピジョン：高齢者にスキンケアが必要な理由

---

「やってみないとわからない。だから、私は全部試す。」

今日も、自分の肌と、少し優しく向き合えますように🫧